スイムトレーニングの基本練習紹介
トライアスロンのスイム練習の場合、トレーニングの為の準備としてドリル中心によるフォーミングを十分に行ってください。その上で、ディスタンスによる筋力強化とミックス及びレペティションなどによりスピードアップを計ります。メイン練習は、やはりインターバルになりますが、時間に応じ2つ以上のメニューをこなせれば効果 的です。最終的に、ネガティブやブロークンなどで目標タイムを目安に練習できるとよいでしょう。
ディスタンス
長距離を続けて泳ぐことににより、持久力(長く持ちこたえる力)を高める。普通 、全力の60~80%で泳ぎます。
インターバル
比較的短い休憩時間で、多くの本数を泳ぎます。
- ストレート…泳ぐ距離と休憩が一定であり、一本一本を平均的なタイムで泳ぐ。
- ディセンディング…本数を重ねるごとに、スピードを上げて泳ぐ。
- ディクリージング…インターバルをセットにわり、セット単位 で休憩を短くしていくなかで泳ぐ。
- インクリージング…セット単位で休憩を長くしていく為、セットごとにスピードを上げて泳ぐ。
- ベアリング…セットごとに距離に変化をつけていくなかで泳ぐ(ピラミッド)。
ネガティブ
泳ぐ距離を前半と後半に分け、前半より後半を速く泳ぎます。
プロークン
目標とするタイムの距離を分割して泳ぎます。途中休憩を5~20秒入れることによりその目標タイムが必ず切れるよう頑張らなければなりません。
ハイポキシック
呼吸をコントロール(通常より少なく)して泳ぎます。但しスピードを落としてしまうと、その効果 は得られません。
ミックス
ある程度長い距離のなかで、楽な泳ぎときつい泳ぎを交互に泳ぎます(ピックアップ)。インターバルのなかで、スピードプレイ(ハード・イージー)として行う場合もあります。
レペティション
比較的短い休憩時間で、少ない本数を全力の90%以上で泳ぎます。
スプリント
無酸素運動(呼吸なし)の範囲内を、全力で泳ぎます。
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( 定休日)