前開きトライアスロンウエア使用禁止ルールに関するお問い合わせを多数いただいています。
大会出場を予定されている皆様にとっては、大変気になる問題です。
直接トライアスリートの皆様にウエアを販売するトライアスロン専門店としましても重責を感じております。
弊社でもトライアスロン協会関係者はじめ、ウエアメーカー代表者、大会事務局等各方面に確認を行ってきました。
4月の石垣島トライアスロンを皮切りに、日本のトライアスロンシーズンもいよいよ開幕です。
シーズンン目前の段階での現状報告です。 JTU(日本トライアスロン連合)のHP上の公式発表では、
「前空き及び前ファスナー付きの競技ウェアの使用禁止の競技ルールの適用」がエイジグループ大会でも2013年より本格的施行が始まります。
国内メーカー・輸入メーカー・ショップなどにもご理解を頂きながら、本競技ルールの周知徹底を図って行きたいと思います。
対象大会は、スタンダードディスタンス(51.5km)以下のJTU主催公認後援大会です。(デュアスロン、アクアスロンを含む)ミドルやロングディスタンスは対象外です。
と記載されています。
文面通りルールが施行されますと、一般エイジグループカテゴリーでも前開きウエア着用での対象大会参加が出来ないことになります。
ルールは、ルールとして実際現状は、どうなのか?ということですが、
トライアスロンウエアメーカー2XU・DESOTO等の輸入販売会社の代表者 TYRウエア製造販売会社の代表者、ZOOT輸入販売会社担当者を通じて各大会事務局、JTU代表者に確認した内容を取りまとめますと
JTUとしては、ルール上「前開き及び前ファスナー付きの競技ウェア」の使用は禁止であり告知はするが、、ペナルティーを科すことはなく、使用許可の判断は、各大会事務局の判断に委ねているということのようです。
大会事務局が認めれば、故意に前チャックを下ろさなければ、使用はできる。ということです。
石垣島大会、横浜大会については、直接事務局に確認しましたところ、これまでと変わりなく前空きウエアは使用許可とのことでした。
現在前空きウエアしか持っておられない方(弊社の過去の販売実績からしても80~90%程度かと思われますが)で、ウエアを新調しようとお考えの方は購入前に、出場予定の大会がJTUの対象大会であれば、大会事務局に「前空き及び前ファスナー付きの競技ウェア」の使用可否をご確認下さい。
その上で、前空きタイプかまたは、リヤジップタイプかの選択判断をしてください。
今回のウエアに関するルール改正については、参加者の立場から、様々ご意見もいただいております。
現状国内に流通する主要トライアスロンウエアメーカーも、製品対応できていません。
海外の対象レースでも、今回のルールの徹底施行はされていないようです。
これらの状況から判断しますと、これまでどおりの大会運営となるのではないかとおもいます。
しかし、各大会事務局の判断であり、今後変化することも考えられますのでスタンダードディスタンス(51.5km)以下のJTU主催公認後援大会(ミドルやロングディスタンスは対象外)出場予定の方は、大会事務局でルール確認の上、、ウエアの準備を行って下さい。
賛否は別にしまして、突然のルール改正はスポーツではよくあることと受け止め、トライアスリートの皆様は、変わらずトライアスロンを楽しんでいきましょう。
また、状況が変わればご報告します。
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