お知らせ

石垣島トライアスロンに出場してきました!

2025年04月21日

<石垣島トライアスロン2025>

トライアスリートの皆さん こんにちは スタッフの川口 遼です。
トレーニングの調子はいかがでしょうか?

先日、2025年、4月13日に開催された石垣島トライアスロンに出場してきました!
今回は、私一人ではなく店長含めた親子4人で参加し、全員完走を達成することができました!
全員が完走できるかなと不安でいっぱいでしたので、目標を達成でき喜びも4倍です。
私自身も全員でトライアスロンを出ることはないだろうと思っていたので、みんなでゴールでき非常に驚いています。
店長自身も15年ぶりのトライアスロン大会で、スタート前まで緊張していましたが、無事にフイニッシュすることが出来ました!
応援頂いた皆さん、ありがとうございました。

今回は大会の様子とレースレポートを記事にしようと思います。

<偶然決まった親子参加>
実は当初、全員で参加する予定ではありませんでした。年に1回のチャレンジで、私と次男でどこか一緒に大会に出てみようという話になり、観光もできる石垣島大会にエントリー。大会に向けて個々で練習に励んでいました。11月頃の宮古島の抽選結果発表後、石垣島大会参加者の中に空きが発生したことで、急遽加追エントリーが発表されました。せっかくだから全員ででてみようと話が膨らみ、一家での参加が決まりました。

<全員完走できるのか?>
次男は、昨年の白浜トライアスロン、三男は、先日のIRONMAN 70.3ニュージーランドを走っていますが、店長は15年ぶりのトライアスロン。恐らく、店長が一番完走できるかと不安を見せていましが、目標が決まるとスイッチが入り熱心に練習していました。特にブランクの大きいスイムは週5回行き、完走に向けた身体づくりに励んでいました。トライアスロン初完走を目指す方にとって一番のハードルがスイムです。安全上の観点から、スイムは他の2種目に比べると、制限時間少し短めになっています。トライアスロン完走を目指す方は、まずはスイムに時間をかけて取り組むことをオススメ致します。スイムがクリアできると完走が見えてきます。※元々スイマーだった方、スイムに問題がない方は、苦手種目から取り組むのが完走の近道になるかと思います。

<道具の準備>
気が付くとあっという間に4月。個々の課題はあるものの、なんとか全員が完走が目指せるところまでの練習はでき、身体の準備が完了。
最後に道具の準備を行います。ウェットスーツ、ウェア、ゼッケンベルト、等は、カバンに入れるのみですので、そこまで手間がかからず忘れ物がないようにチェック。石垣島は天気が良く変わり、雨がふることも多いので雨天用のウェア、デュアスロン用の予備シューズも忘れないように詰め込みました。六角セットは機内に持ち込めないので、預け荷物にいれるように注意して下さい。
特にバイクは4台梱包しないといけないので、早めに準備を行いました。トランスオーシャン航空は20㎏まで無料預かりで、それ超えると重さに対して追加料金となりますので、重さをチェックして梱包完了。後回しにするとバタバタするので、バイク梱包は早めにやっておくのをお勧め致します。

今回は、SCICON、バイクポーター、オーストリッチ、持っているバイク輪行ケースをフル活用し、パッキングを行いました。
以下、各バイクケースの特徴です。

〇SCICON
<メリット>
●分解が最小限
●移動が楽
●現地での組み立て時間、レース後の梱包が楽
●バイクを出した後もケースがコンパクトで邪魔にならない

<デメリット>
●事前輸送には対応できないこと場合がある
●重量が少しある(バイクとケースで20kg前後)

〇バイクポーターTT
<メリット>
●分解度合が少なめ
●移動が楽
●事前輸送に対応
●重量が軽い

<デメリット>
●梱包の際、エアロバーを分解しないといけない場合が多い(車種とサイズによる)
●バイクを出した後にケースが邪魔になる場合がある(ケースの分解が手間)
●梱包するのに多少時間がかかる

〇オーストリッチ
<メリット>
●重量が一番軽い
●ケースが邪魔にならない
●現地で公共交通機関を利用しやすい

<デメリット>
●分解する箇所が多い、ペダル、ハンドル、サドル下げる等、(サイズ、車種によって異なります)
●スペースはないのでTTバイクには不向き、基本的はロード向き
●梱包、組み立てに時間がかかる

※あくまで個人的な感想です。それぞれのメリット、デメリットがありますので、用途や大会に合わせてバイクケースをご用意するのが良いと思います。全種類、取り扱いしておりますので、バイクケースで悩みの際は、ご相談下さいませ。


<現地に到着>
全員のスケジュールの都合上、私と三男が先に金曜日に現地入り。航空会社の受付もスムーズで無事にバイクを預けることができました。土曜日入りした店長は、バイクを持ち込む人が多く混んでいて、バイク積み込みによる遅延が発生したようです。土曜日に石垣島に向かわれる方は、自転車を積み込むことができないリスクが多少高くなりますので、事前輸送でバイクを先に送って置くほうが安全かもしれません。ちなみに事前輸送された方は、大会ゴールすぐ近くに自転車が配送され、その場で組み立てることができます。全員バイクが無事に届き、トラブルもなく一安心。土曜日に受付に向かいます。
石垣島トライアスロンは、第一(サザンゲートブリッジ前)と第二(会館前)のトランジッションエリアが異なるため、前日にランシューズを第二のトランジッションエリアにセットする必要があります。青い袋にランシューズとその他ランで必要な用意(キャップやジェル等)を入れてセットし、ランの準備が完了。
後は、ゼッケンやシールなど、一通りの用意を終えて、前日準備が完了。レースに備えます。


<季節外れの寒さ>
当日の朝は天気が悪く、気温17度、雨、風速6-12mと大会が開催されるか心配なコンデイション。とりあえず皆でビビりながらスタート地点へ向かいます。
バイクをセットし、準備を行っている間に天候が回復傾向に。雨もやみ予定通り大会は開催決定! スイムアップする前に絶対につめたいだろうと心配していた水温は、23度と外よりも海の方が温かく、皆さん温泉のように浸かっていました(笑)
スイムアップを終えて各自のウェーブでスタートラインに並びます。

<店長危うく途中棄権になるも全員完走>
私は第一、次男が第二、三男、店長が第四ウェーブでそれぞれのゴールに向けてスタート。私のレースレポートは下に記載しますので、ここでは割愛します。次男が少し先にスイムに上り、三男と店長がほぼ同時にスイムフイニッシュ。3人がバイクに向かうも店長にトラブルが発生。店長がバイクシューズを間違えて預け荷物に預けてしまったことに気づきます… 荷物載せたトラックもとっくに出発済み。裸足でバイクを乗ることはできないので、危険するしかないと頭が真っ白になったそうです… 幸運にも同時にスイムを上がった三男が隣のゼッケンで、たまたま予備のランシューズをT1に置いていました。ランシューズを借りて走り出すことができ競技を続行することができたそうです。15年ぶりのトライアスロンで恐らくかなり緊張していたのでしょう(笑)。経験があっても忘れ物することはありますので、皆さんも気をつけてくださいね。
そんなトラブルがありながらも、全員が怪我なく3種目走ることができ私が一足先にゴール。次男、三男、店長がほぼ近い時間帯で無事にゴールし、家族で完走を達成することが出来ました。後から聞くと3人は終始近い位置を走っていたようで、各種目で抜きつつ抜かれつつを楽しみながら走っていたようです! エントリーした時は全員で参加しゴールするのは夢にも思わなかったので、いつもと違った感動と喜びを感じる事が出来ました。レースまでの準備は大変でしたが、チャレンジして良かったなと思います。次はいつになるかはわかりませんが、またチャレンジできたらいいなと思います。

<個人レースレポート>

石垣島トライアスロン2025年 2時間7分34秒 総合4位 年代別1位

<スタートラインに立てて満足>
2年ぶりのショートレースで2年ぶりの石垣島大会。表彰台まであと1歩で敗れてしましましたが、今回はレースを走れただけで大満足でした。ニュージーランド後から不調が続き、レース3週間前には免疫の低下から流行りの病気に初めて疾患してしまいました。高熱で1週間寝こみ、体重も4kg落ちてしまってレースを棄権しようと思うぐらいコンデイションが絶望的てした。できることだけはしようと食事を見直し、睡眠時間を確保したことでなんとか最低限走れるまで体調まで戻すことができました。ただ、予定していた練習はできず、高強度をやると身体がすぐに疲れやすくなっていたので、不安の中、石垣島のスタートラインに立ちました。

<スイム>
22位 22分32秒
3種目の中で一番の不安がスイム。石垣島で上位を目指すにはスイムで遅れるとかなり厳しくなります。バイクコースがワンウェイの為、スイムで遅れると、前が見えず精神的に追いかけるのがきついですし、アップダウンも多いので体力も使います。※例年、スイム上位の選手が先行逃げきり優勝、又は上位フイニッシュしています。私の目標としては上位から大幅に遅れないこと、あわよくば21分台で泳ぎたいと思っていましたが、正直コ、ンデイション的に実現するのは難しいと思っていました。スイムスタートし泳ぎ出しますが、思うようにスピードがでない… 泳ぎに力強さもなく、かなり早い段階で先頭から遅れます。切替えて目の前の選手についていくが、既に体力がきつい。そんな状況で1週目を終え、タイムを見ると11分ちょっと….体力の消耗具合を考慮すると、これは最悪23分以上かかると思いテンションがガタ落ち。とりあえず、前の選手からおくれないよういだけに集中して2周目をこなします。タイムを見ると22分30秒で、2週目は思ったよりも遅れかったものの、不調で完走するのが精一杯だろうという感覚でした。


<T1でトラブル連発>
スイムを終えT1へ。ウェットを脱ごうとするときに運悪く腕時計がひっかかりGarminベルトが破損。時計の破損で焦ったのか、ヘルメットとサングラスを素早くかけようとし、サングラスも破損…「今日はアカン、呪われている気がするから安全第一に走ろう」と思いました(笑)時計とサングラスはあきらめてカバンに詰め、バイクへ走出しました。


<バイク>
2位 1時間5分9秒
バイク前半は不調で、すぐに1人の選手に抜かれます。大体のショートレースだと300ワットを越えるぐらいのペースで走り出しますが、今日は290ワットを維持するのですらきつい。ケイデンスも調子が良い時は90回転以上で楽にパワーが出ますが、この日は85回転ぐらいで重めのギアでしかパワーが出ませんでんでした。また、例年とは風向きが逆で、前半が向かい風に。風速10m以上の強烈な島風でバイクがなかなか進まず、今日は勝負するのは無理だろうなと思いつつ、維持できるペースで走っていました。すると、20km手前の難所の登り付近で、最初に私を抜いた選手を発見し、パスします。もしかしたら、このきついバイクコンデイションだと前のペースが落ちてくるかもしれないと初めて希望を抱くことができ、エネルギーが復活。後半は足が良く回り、パワーも登り335-350ワット、平坦で320-330ワットぐらいにペース上げる事が出来ました。30kmを越え海岸線道路にいくとうっすらと前方に有力選手がいるをパック集団発見。より追走のモチベーションがアップします。最後の登りで追いつき、頂上までに全員を追い抜くことに成功します。ゼッケンを確認すると石垣島を何度も優勝している山本選手、去年のチャンピオン池選手がおり、3位まで上がったことに気づきました。まさか上位まで追いつけるとは想像もしておらず、嬉しい誤算でした。最後の数キロは足を休めランに備えます。


<ラン>
6位 37分35秒
T2は素早くこなせ、全体3位ランに入ります。しかし、時計もなく自分のペースが全く分からないので、ランが走れるか不安でした。走りだしはきつかったですが、まずは3分50秒(実際はわかりません)ぐらいのペースで走り出します。1kmしてすぐに登りで、後方から追い上げてきた昨年王者の池選手にかわされます。あきらかにペースが違い、ついてくのは厳しいかったので、自分のペースを刻むことに集中しました。3km付近で後方から西川選手にパスされますが、同じようなペースでしたので、後ろにつき、2人でペースを作りながら前方を目指します。すると5km付近で前を走っていた梅田選手との差が50秒ほどにつまっていることを確認。追いつけるかもしれないと思いながらペースを刻みます。2kmになると15秒差ぐらいに接近。最後のラストスパートを考えつつ、更に追撃のペースが上がります。ラスト1㎞の下り、一緒に走っていた西川選手がラストスパートを開始。私も付こうしますが、脚よりも心拍が限界で、じわりじわり離されて遅れます。もう一度、ペースを上げて梅田選手をかわしますが、西川選手までは届かず4位でフイニッシュとなりました。大会前にインターバル、スピード練習を積めなかった差が最後に出てしまったと後悔しました。ただ、今までランニングで勝負できたことはなく、だめだと思っていいたところを後方から挽回できたので、走っていて非常に楽しい大会になりました。初めてショートの大会に出たときはランニングが苦手で60分かかっていたので、そこからよ走れるようになったなと思います。


<レース>
結果は、表彰台まであと一歩で悔しさも残る結果となりましたが、楽しく走れたレースになりました。また、走れないと思ってから挽回できる力もついてきたと実感できたのも少しだけ自身になりました。今回、家族で初めて家族全員で走り、みんなでゴールできたことが良い思い出になりました。記録を狙う楽しさ、完走を目指す楽しさ、の両方を味わえた石垣島トライアスロンになりました。また、来年チャンスがあれば頑張りたいと思います!

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