お知らせ

<大会レポート>Ironman 70.3 world Champion Ship in Marbella 準備編

2025年12月1日


トライアスリートの皆さん こんにちは!
スタッフの川口 遼です!
日々のトレーニングは順調でしょうか?

先日開催されたIronman 70.3 world championship in Marbella ageカテゴリーに出場してきました!
先に結果から報告すると、無事に完走することができました!


初めての世界選手権、過去最高にきついバイクコース、長距離移動等、不安だらけのレースでしたが、ゴールすることができホッとしています。準備の段階から苦労し、レース中のトラブルもあって何度もあきらめかけましたが、ゴールした瞬間、頑張って良かったと感じることができたレースでした!応援頂いた皆様、ありがとうございました!
結果は平凡でしたが、Ironmanに出てみたい、トライアスロンにチャレンジしてみたいなという方が少しでも増えてくれば嬉しいです。
今回は、大会のまでの準備の様子や、どんなレースだったかについて書こうと思います。
どうぞ、お付き合い下さいませ!

●大会までの準備
まずはレースまでの準備。海外となるとやる事がいっぱいです。

<航空券>
まず苦労したのが移動手段をどうするかでした。
レースが開催されるのは、スペイン マルベーリャという地域です。ヨーロッパの中でも一番端の方で、移動時間がかかります。
目的地、スペインマラガ国際空港の直行便も無いため、どこかで乗り継がればなりません。
色々探した結果、トルコ航空の関西発、トルコイスタンブールで乗り継いでマラガに行くルートに決定しました。
同一の航空会社で最後の目的地まで行く方がbaggage lostのリスクを防げます。

また、航空会社によって自転車を預かりが可能かどうかも異なります。
トルコ航空は、事前予約可能で有償にて自転車を預かってくれるシステムでしたので、このルートに決めました。
※海外レース参戦時は、必ず早めに荷物のお預かり規定を確認しましょう。私自身も調べるのに結構時間がかかりました。
しっかり事前調査したおかげか、問題なく荷物は到着し一安心でした。


<空港から現地までレンタカーで>
次の悩みの種は、現地までの交通手段でした。空港から会場まで1時間程、離れています。
目的地のPueruto Banusビーチ近くまでの交通手段としては、タクシーかバスが出ているのでどちらかをお勧めします。
※電車ではPueruto Banusまでは行けないようですので、ご注意を


私の場合は、会場から宿が少し離れていたので、レンタカーを借りました。
但しニュージーランドの時のようにすんなりとはいきません。スペインは日本と交通ルールが真逆です。
右側通行左ハンドル、道路の優先順位も逆、信号の代わりにロータリーを走らないと行けない為、かなり神経を使います。
以前にスペインで自転車留学していた経験があったので、レンタカーにしましたが、思った以上に慣れるのに疲れました。
現地の人の方がやはり慣れているので、初めての国に行かれる際は、タクシーかバスで移動する方が安全だと思います。
もしレンタカーを借りる際は、保険に入ることと、日本車のATを貸してくれるレンタカー屋さんを探すことをお勧めします!
※スペインはマニュアル車が多いので気を付けて下さい!


途中、料金所が出てきて大慌て(汗)日本のETCに近いようで、緑の矢印に進むとクレジットカードタッチ決済で通れます。
Chat Gptのおかげで無賃乗車にならずに済みました。


無事にレンタカーを借りた後は、高速で1時間程運転し現地に到着。
結局、行は自宅から26時間。帰りは23時間かかりました。
マルベーリャは、港から少し離れると山岳ばかりの地域で、宿も山の中にあり想定外。
関西で例えるなら、妙見山の中に宿がある感じです。


到着してバイクを組み立て。周りを軽く走りましたが、走っても走っても坂だらけ(笑)平坦がほとんど見当たらず、一気にレースが不安になります。


<受付&レース前の準備へ>
翌日の金曜日にIronman Expoで受付に向かいます。世界選手権ということもあってか、すごい数のトライアスリートが集結していました。
後で調べると、なんと男性で3332名、女性で2237名エントリーしていたそうです。受付を完了し、記念バックやグッズをゲットすることができ、テンションが上がります!受付後は、Ironman Storeや最新トライアスロングッズが展示されていましたので、ぶらぶら見ながら楽しんでいました!


Blumenfelt、Lucy Charles等、トッププロ選手が愛用するWOVE V8トライアスロンサドル
私も村上トライアスロン前から使い始めてみましたが、前乗りと相性が良くオススメです。最近、取り扱いも開始しました!


CEEPOバイクの出店はなかったですが、偶然にも最新バイクPeakとKatanaを拝見することができました!
そのほかにも沢山ありましたが、ここでは割愛します。


<レース前日>
Ironamanレースは、バイク、ラングッズを前日にセットするのが一般的です。今回、トランジションがややこしく、T1、T2の帰ってくる場所が違いました。T1はスイム上がってからですぐで分かりやすかったですが、T2はなんと地下駐車場の中に帰ってくるらしく、どこにあるか迷いました。スタッフに聞きながら場所を特定。バイクバックをT1、ランバックをT2、それぞれ離れた場所にセットしました。これで後は当日の用意(スイム用品、ボトル、アンクルバンド)をもっていけば準備完了です。


T2 地下駐車場の中にあるトランジションは初めての経験である意味新鮮でした!T2の準備を終えると、アンクルバンドを受け取るシステムでした。


トランジション終えた後に70.3世界チャンピオンのJelle Geens選手に遭遇!今年も圧巻の走りで2連覇を達成。一緒に写真撮って貰いました!


道具のセットを完了した後は、女子レースを観戦しながらバイクのコース下見。練習も軽めにして次の日に備えました。
レースレポート編に続く

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