月刊『カゲトレ』2004年5月号バックナンバー
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====================トライアスロン情報マガジン 「月刊カゲトレ」========
—<< 今回のもくじ >>———————————————
1.ライバルには教えたくない私の「カゲトレ法」
2.一問一答「今日のお客さん」
3.私の体験記○と×
4.スポーツに効く一曲
5.お得情報
6.店長ひとりごと
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■川口さん こんにちは。アスリートカンパニー店長川口です。 今月もトライアスロン情報満載のメールマガジンをお届けします。 一トライアスリートとしての体験とこれまで出会ってきた多くのトライアスリートの 方々から教えてもらった役立つ体験をお届けしていきたいと思っています。 どうぞお付き合いください。 つい先日宮古島大会が開催され、2004年のトライアスロンシーズンも本格スタート。 このメルマガ読者の中にもたくさんの方が参加されていたと思います。 お疲れさまでしたー。 シーズンは長いのでここはちょっとゆっくり休養してくださいネ。 それでは、今月もいろんな情報をお届けしていきましょう!
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■【1.ライバルには教えたくない私の「カゲトレ法」】
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今回ご紹介する「カゲトレ」さんは、大阪市内に住む建築関係の職人さんKサン39才。
Kさんも、今でこそ、自他共に認める根っからのトライアスリートですが、 はじめから意気込んでトライアスロンをはじめたわけではないらしい。
つい3年位前までは、仕事帰りにちょっいといっぱい引っ掛けて、いい気分で帰るのが なによりの楽しみだったらしい。 そんな、Kさんが、どうしてトライアスロンをはじめるようになったかというと、
ある日のこと、いつものように、行きつけの居酒屋さんに行ってみたら たまたま臨時休業。そのまままっすぐ帰るのも味気ないので、 いつもは行かない筋向いの居酒屋さんにに立ち寄ってみた。 実はこれがKさんのトライアスロン人生の始まりとなろうとは。
たまたま入った、居酒屋のマスターがなんと競技暦10数年の筋金入りのトライアスリート。 建築関係の仕事で鍛え上げられたKさんは、体格もよく日焼けしており、 そんなKさんを見たマスターが見逃すはずがありません。
その日のうちに、酒と肴の貢物で、右も左もわからないKさんをチーム員にしてしまった。
翌日から、Kさんは居酒屋の代わりにマスターに無理やり入れられたスポーツクラブに 通い始めた。きっかけは、偶然とはいいながら、もちろんKさんも、マンネリ化していた 日々に何か刺激がほしかったので、渡りに船。すぐにのめり込んでいった。
それからのKさんのカゲトレぶりは、ものすごかった。 職人気質のためではないのでしょうが、曲がったことが嫌いで、 ひとつのことをとことん突き詰めていくのが Kさんの練習スタイル。
はじめはスイムから鍛えるのが良いとマスターから言われたKさんは、 とにかく泳ぎこんだ。 どれくらい泳ぎ込んだかというとスポーツクラブ内の泳ぎこみ大会 (自己申告で1ヶ月何キロ泳いだかを競う)に参加して1ヶ月62キロ泳いで、(なみいる暇人のおばちゃんを押しのけて) 優勝してしまうくらい、来る日も来る日も泳ぎこんだ。
また、水泳は距離じゃなくて、フォームだとアドバイスされると今度は、スイムフォームを 解説したDVDを買ってきて、せりふを覚えてしまうほど何度もみては、繰り返した。
また、心拍トレーニングがいいと聞くと徹底的にやってみるのがKさん流。 夜寝る以外は一日中心拍計をつけて、仕事中までも有酸素運動を意識したというから、ちょっとおどろいてしまう。
そこまでは….と思うが本人は大真面目。 とにかく、良いと聞かされるとすぐにやってみるところは、ほんとにすごい!
極めつけは、どこのだれに聞いたかは定かではないが、話題のなんば走り。
上下動を少なくして、ひねりを加えないというあの走法。 陸上の末續選手を指導したり、野球の桑田選手を復活させたりということで 有名な武術家、甲野 善紀氏の提唱する動きの理論。
その究極のトレーニング法が1本歯の高下駄をはくというもの。 自然にスムーズな足の運び(フラット着地)が身につけられるというもの。これを聞いて、Kさんがじっとしていられるはずがありませんよね。 ちょっと色黒で、引き締まった身体の人が、 1本歯の高下駄を履いて歩いてるのを街で見かけたら 頑張れトライアスリート!と声をかけてあげて下さい。
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■【2.一問一答「今日のお客さん」】 東京都 Yさんからのご質問
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<今回のご質問>
初心者なのですが、現在は友達から譲り受けた自転車に乗って練習しているのですが、 サイズが合っていないようで、乗換えを考えているのですが、 安くて良い自転車はないでしょうか?教えてください。
<答え>
安くて良いバイクがあればというのは、みなさんの願うところですね。 10年前と比較するとフレームもパーツも随分と品質レベルが上がっているので、 相対的には安くなったと言えるのですが、それでも初心者用トライアスロンバイクでも最低でも10万円程度はするし、性能の良いのものになると3~40万円もするものも ざらにありますから、考えて見れば贅沢な遊びといえるかもしれませんね。
実際始めてトライアスロンバイクを買う人で一番多いのは、20万円前後のものが、 一番多いですね。 仮にもし、自分の友達がこれからトライアスロンを始めるとすれば、 『アルミフレームにカーボンフォークがついて、シマノ105のパーツがついたもの』 あたりをすすめます。(初心者の方は何のことかチンプンカンプンかもしれませんが そのうち解ってくると思うので今は聞き流しておいて下さい)
初期投資費用が20万円から25万円程度というところです。 自転車の場合一旦購入すると次の買い換えまで、早くても3年、 平均5年~7年くらい乗ることが多いので、あまり初心者向きのものを買ってしまうと、 1年位ですぐに乗れなくなってしまうので、選択が難しいところですね。
初心者も、ものの3ヶ月もすれば、すぐに上達して、初心者じゃあなくなりますから、 それに見合ったバイクが必要になってきます。 だから、一回きりじゃあなくて、ずっと続けていこうと思う方は、 ある程度のレベルのものを買うことが、結果的に一番安い良い買い物を したことになると思います。
最初から一回きりと思って始める人は、ほとんどいないと思いますが、 生活環境を考えるとたまにしかトライアスロンが出来ないと予想できるような人には、 あまり高価なものはオススメはせん。
月並みですが、いつも身近にトライアスロンがある人にとっては、 高価なトライアスロンバイクも効果は大きいですし、何年も使うことを考えれば、 充分価値あるものではないかとおもいます。
逆に、たとえ10万円のバイクでも使わなければ、 これほど高いものはないですからね。
それからいつもいうことですが、体型体格目的にあったトライアスロンバイクを、 ちゃんと説明してくれて、作ってくれるショップを見つけることもとても重要なこと だとおもいます。はじめから体格に合わせたサイズで、実戦的なパーツをつけた トライスロンバイクを作くっておけば、後からほとんど余分な費用はかからないものです。
しかし意外とこのことを知らない人が多くて、何も考えず購入してしまったおかげで、 サイズは合わない、レースで使いづらい、すぐにガタがくるなどの理由であとから たくさんの部品交換が必要になって、結果的に物凄くお金がかかってしまった、 なんていうこともあるので、そういうことにならないように気をつけてくださいね。
もっと詳しくお聞きになりたいのでしたら、その内容をまとめた小冊子がありますので ご請求ください。
良い道具にこしたことはありませんが、トライアスリートのスピリッツがあれば、 どんな環境でも楽しめます。
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■【3.私の体験記○と×】 大阪市 A.Kさんの大会体験記
2004年宮古島 ストロングマン大会
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憧れの宮古島トライアスロンに参加してきました。 ロングは初めてで期待と不安が半々で、本番1週間前くらいから、 リラックスしようと思えば思うほど緊張してきて、 少し逃げ出したいような気になっていました。 でもいざ宮古島の地に入ると妙な気負いも緊張もなくなり、楽しもう!と開き直れました。
私は、ごく普通のサラリーマンですので、練習量はお世辞にも多いとはいえませんが、 通勤バイクだけは雨の日も風の日もつづけているので、それだけがたよりでした。
当日、天候は曇り少しどんよりとした感じで、波はなく泳ぎやすかったです。 (スタート前はやはり少し緊張しました) スイムは、第一コーナーまではかなり混雑して泳ぎにくかったですが、 そこを過ぎるとマイペースで泳ぐことができました。 うわさどおりの美しい海でした。 タイムは無難に1時間を少しきってあがる事ができました。
バイクは、調子がよくかなりいいペースで走れました。 ただ、風が強くてスピードがなかなか上がらず苦労しました。 島特有の風で、どこまで言っても向かい風で、 2週目はさすがに、後半ばててペースダウンしてしまいました。 でも思った以上にがんばれました。
最後のランは、自分にとっては、もっとも苦手な種目。 ロングのレースでランが苦手というのも恥ずかしいのですが、 大会2ヶ月前にひざを故障したこともあって、 初めから、ひざと相談しながらの恐々のスタートでした。
歩いては走り、走っては、歩きの繰り返しでした。 バイク後半から、日差しがきつくなってきて、これぞ宮古島という、 美しく苦しい戦いとなりました。予想通り練習不足がたたって、 ランは歩いたり走ったりで6時間かかりました。
自分の力がなくなればなくなるほど、島の方の応援が心にしみてきて、 最後はだれに言うでもなく、ありがとうと言いながらの感動のゴールでした。 日がたつにつれ、また来年も行きたいなあという思いが強くなっています。
憧れの宮古島大会完走できてよかったですね。おめでとうございます!\(^O^)/ 私もずいぶん前ですが、宮古島大会に出た時に、最後のランが6時間30分もかかって 見事ブービーでしたが (-_-;) 応援の暖かさに感動したことがありました。
【体験記大募集】
初めての大会って、解らないことが多くて、何かと不安ですよね。 どんなコース?気温水温は?ウェアーは何をきればいい? エイドステーションは?交通 の便は?現地おすすめスポットは?などなど いろいろ知りたいのにネットで検索しても情報がない…..。そこで 大会ごとに参加者の体験記がすぐにみれる情報ページを作っていこうと思っています。 パンフレットでは解らない、あなたの貴重な体験記を大募集しています。 文章書くのは、結構めんどくさいですが、何とか 日本一の役立つ体験記ページにしていきたいと思っています。ぜひご応募ください。
<宮古島大会参加体験談募集キャンペーン実施中>
応募者全員の方にオリジナルステッカーをプレゼント メルマガに掲載された方には、オリジナルTシャツをプレゼント ご応募はこちらのページより
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■【4.スポーツに効く一曲】 尚さんのおすすめの一曲
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UNLIMITEDの「THE REAL THING」 7年程前の宮古島大会のスタート直前に流れてた曲で、 これを聞くと「さあ行くで!!」って気合いが入るんですよ。 トレーニングでロング走をしてる時も頭の中で曲を「再生」させると テンションも上がっていいんです。
このコーナーでは、 『元気や勇気をくれる一曲』 『リラックスできる一曲』 『あなたを普通の人からアスリートに変身させてくれる一曲』 『あなたのテーマ曲』 『ジョギングする時に最適な一曲』 『集中力を高めてくれる一曲』 などなどスポーツシーンにピッタリの皆さんの『とっておきの一曲』を募集しています。 洋楽、邦楽、ラップに演歌 ジャンルは問いません。ぜひ応募くだいー。
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■【5.お得情報とキャンペーンのお知らせ】
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HOT情報 前回ご紹介しました、倉庫から発見されたTREK Hiloですが、 すぐにご予約頂き4台のうち残り2台となりました。 フレームサイズは500ミリ/1本 580ミリ/1本です。 フレーム販売可能となりました。 価格¥120000です。 問い合わせはメールまたはお電話でどうぞ。
新製品情報1
これも前回ご紹介のFELTフレーム、初回入荷分6台は完売となりました。 次回入荷予定は、5月10日ごろ、500ミリ2台、520ミリ2台となっております。 2004年はこれが最終入荷となります。 26インチのアルミフレームとしては非常に完成度の高いフレームです。 初めての方だけでなく、乗り換えの方にもおすすめです。 初回納車した方の評判は、軽い。直進安定性がいいですねと、 上々の評価をいただきました。
新製品情報2
お待たせのTREK EQUINOX11とMadonのフレームが入荷しました。 やっぱ実物は迫力満点です。ショップに展示中です。 ウエブではこちらでご紹介しています。
今月のSALE!SALE!のコーナーでは、 お買い得特価ウエアを販売中です。 一部売り切れも出てきておりご迷惑をおかけしておりますが 新商品も随時追加していますので、ご覧ください。
——————- 店 長 ひ と りご と ——————-
ゴールデンウイークは、忙しかったー。 遠方からの来店も多かったー。 わざわざ、ショップに来るためだけに岡山からきました。 とか言われるとほんと感激。感謝。 それに見合うショップにならねばと気合が入る。 それにしてもこの時期は、 日焼けしてる人と真っ白の人の差が激しい。 ゴールデンウイークを境に 白:黒の比率が70:30から30:70にかわる オセロゲームのようにパタパタパタといっきに変わる。 先週まで、白やったやんと言う人が急に黒になったのを みると、ちょいあせる。かなりあせる。 自分も乗り遅れないように黒になろー
現在の発行部数は1,000 ———————————————
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