お知らせ

TREK SPEEDCONCEPT SLR 新入荷しました!

2023年12月2日

トライアスリートの皆さん こんにちは!
スタッフの川口 遼です
オフシーズンのトレーニングは順調でしょうか?

トライアスロン、自転車レースで大人気のバイクブランドTREKから、SPEEDCONCEPT SLR7 トライアスロンバイクが新入荷致しました!

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TREK SPEEDCONCEPT SLR7 MulsaneBlue Sサイズ

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TREK SPEEDCONCEPT SLR7 MattTrekBlack(プロジェクトワンでのカラーオーダー仕様)Mサイズ

2台が新入荷しました!

TREK SPEEDCONCEPT SLR7は、昨年フルモデルチェンジされたTREK最速のトライアスロンバイクです。
デビューして間もない最新のトライアスロンバイクですが、IRONMAN WorldChampionShip Kona 2022では、SPEEDCONCEPT SLRを使用したSam Laidolow選手がバイクコースレコードを樹立し総合2位、今年のIronman WorldChampionShip Nice 2023ではトップ10バイクフイニッシュ選手の内3名がSPEEDCONCEPT SLR(Rudy Von Berg、Arthur Horseau、Ben Hill)を使用する等、素晴らしい実績を残しています。

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TREK SPEEDCONCPT SLR 最大の特徴は、最高レベルのスピード持続性能です。
CFD解析(コンピュターでの風洞シュミレーション)と実際の風洞実験を重ねることで、最速のトライアスロンバイクを作り上げました。
TREK SPEEDCONCPTの速さを生み出す大きな要因が、フレームで使用されている翼形状のKVFチューブです。
KVFチューブは、TREK独自技術で製作されています。正面から見ると非常に薄い形状ですが、チューブの強度は高く、空力性と高剛性を両立させています。
フレームチューブを薄くすることができると、走行時の風の当たる面積を最小限に抑え、空力性能を最大限に高めることが出来ます。また、このKVFチューブは横風も想定したデザインとなっています。実際にライダーが走るコース条件はさまざまです。追い風、向かい風、横風と色んな方向から風が吹きます。どんな方向から風が吹いても空気抵抗を最少に抑えられる様設計されています。

現在、私自身もSPEEDCONCEPTを1年以上使用しています。トライアスロンショート、ロング、デュアスロン、自転車レース等、多くの大会に出場しましたが、一番に感じるのは、「スピード持続性能の高さ」です。レースはもちろん、普段のトレーニングでも、空気抵抗が抑えられていることを実感します。いつもより少ない力で巡航速度が維持でき、自分の思っている速度感覚よりも時速2~3km前後速いペースで走ることができていました。

SPEEDCONCEPT SLRスピードの持続性能の良さを体感した具体例で言いますと、2023年のOSAKAデュアスロンin 万博公園です。2022年、2023年と連続出場しましたが、昨年2022年大会は、SPEEDCONCET リムブレーキ(旧型)で出場し、今年2023年大会は、SPEEDCONCEPT SLR(新型)で出場しました。
新旧トライアスロンバイクで比較してみました。
※(2台ともホイールは、後輪ZIPP Super9 前輪Aeolus75。タイヤは、Continetalと全て同じセッテイングです。)

結果は、新型TREK SPEEDCONCEPT SLRで挑んだ2023年は、バイクタイムを2分近く短縮できました。レース中は、いつもより速い速度で走れていて、疲れが出る後半もスピードが落ちず、巡航速度を維持することができました。
SPEEDCONCEPT SLRは平均時速を上げれて、タイムアップができるトライアスロンバイクだと感じました。

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トライアスロンバイクに乗る上で大切なのがDHポジションでの乗りやすさです。
自分の身体合ったDHポジションに調整できると、身体へ負担が減り、長時間のエアロフォームでも乗りやすく、バイクパフォーマンスを上げることができます。
逆を言うと自分の身体に合ったDHポジションに調整できないバイクでは、身体への負担が大きくなるばかりか、エアロポジションを取れる時間も少なくなります。
TREK SPEEDCONCEPTは、エアロバー、サドル前後位置の調整域が広く、自分に合った、身体への負担が少ないエアロポジションに調整できます。
詳しくみていくと、ハンドル周りは、エアロバーの高さ(0-75mm + 5mmスペーサーで調整可能)、エアロバー土台の角度(0°~14°)、パッド土台の前後位置(前後に60mm)、エアロバーの長さ(前後に100mm以上)等、広範囲で調整できます。
サドルの前後位置に関しても、シートポスト上部を反転し、サドルを前に出す幅が広く取られていますので、エアロフォームで重要な前乗りのセッテイングができます。
乗りやすいエアロフォームに調整でき、確実なバイクパフォーマンスアップに繋がります。

また、車種によってはエアロバーを調整する時は部品をばらしたりと、気軽に調整できないバイクもありますが、SPEEDCONCEPTは、部品をばらす手間が少なく、バーの長さ、パッドの位置を六角で簡単に微調整できます。ご自身でも微調整ができますので、ポジション調整時の整備性が高いのもトライアスリートには嬉しいポイントです。(※高さの土台を大きく変える場合は、一部分解が必要となります。)

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日本のトライアスロン大会は、バイクコースにアップダウンのあるコース(石垣島、珠洲、皆生、伯方島、宮古島、佐渡、等)も多いので、登りでの性能も大切です。エアロバーがあり、エアロフレーム形状のトライアスロンバイクは、軽量バイクに比べて重量が増えますので、TTバイクは登りでは不利ではないかというイメージを持っている方もおられると思います。
TREK SPEEDCONCEPTは、登りでの性能も非常に高いトライアスロンバイクです。既に登りの多いコースでの実績も豊富です。トライアスロン男子の世界選手権 Ironman Nice 2023のバイクコースは、アルプスの山を越える過酷なバイクコースでしたが、トップ10バイク選手の内3名が、SPEEDCONCEPT SLRを使用していました。登りも速いトライアスロンバイクとしての評価も高まりました。

私自身がSPEEDCONCEPT SLRで登りを走った時に感じたのは、トライアスロンバイクとは思えない、登りの軽やかさでした。
今作のSPEEDCONCEPT SLRから最軽量で高強度を誇るカーボン素材、OCLV800が使用されています。良いカーボン素材を使用すると、バイク本体が軽く成形でき、ペダリング時のパワーもしっかりと伝わります。実際に走っていて、低速からの加速性が良く、軽いロードバイク(イメージはTREK Madone)に乗っているかのように、登り、アップダウンを走れることに驚きました。

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また、SPEED CONCEPT専用のブルホーンハンドルも持ち手が少し上がっており、上半身をリラックスして持ちやすく設計されています。登りでブルホーンハンドル使用時に、上半身が力まずに走れることも、登りでの走りやすさに大きくつながっていると感じました。
登りの練習コース勝尾寺(距離4.4km,斜度5.7%)でロードバイクとSPEEDCONCEPT SLRのベストタイム比較も行いました。
DHバー、エアロフレームを使用する為、トライアスロンバイクは、ロードよりも重量が少し増えますが、TREK SPEEDCONCEPT使用時の勝尾寺ベストタイムは、ロードバイクのベストに比べて約20秒落ちと、大きくは変わりませんでした。速度が10kmになるような急斜度のある登りは、重量の軽さが優位になる為、ロードバイクに軍配が上がりますが、斜度4-6%の一般的な登りでは、軽やかに走れました。上記の登りのあるトライアスロンコース(石垣、宮古島、皆生、佐渡等)でも活躍するトライアスロンバイクだと思います。

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SPEEDCONCEPT SLRは、身体への負担も減らしてくれるトライアスロンバイクです。
シートチューブに振動吸収機構のISO SPEEDテクノロジーを搭載しています。ISO SPEEDテクノロジーは、トップチューブとシートチューブがサスペンションのようにしなり、路面からの衝撃を吸収してくれるテクノロジーます。振動による疲れやストレスが減り、体力が温存しやすくなります。
特に長距離を乗った時にわかりやすい印象でした。乗る時間が長くなると、握力がなくなったり、上半身のだるさが出てきますが、SPEEDCONCEPTに乗っている時は、腕、上半身の疲労感が抑えられていて、長距離でも楽できているなと感じました。
ミドル、ロングに出場されるトライアスリートの方には、大きなメリットになると思います。

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トライアスロンレースでエネルギー切れを防ぐ為には、補給はかかせません。トップチューブに補給BOXが内蔵され、補給食が搭載できます。レースで使用してかなり便利でした。Magon、アミノサウルス等のレース用ジェル(ジェルサイズによりますが)であれば5-6個前後積み込めるサイズ感です。実際のレースでも使用しましたが、取り出しもしやすく、使いやすかったです。シリコン製で取り外しもできるので、清掃も簡単に行えます。

使用経験も踏まえてTREK SPEED CONCEPTの特徴をご紹介させて頂きました。スピードの持続性能が非常に高く、バイクのタイムアップを実現できます。登りでの走りも軽く、アップダウンのあるコースでも対応します。DHポジションの調整もしやすいので、身体への負担も少ないエアロフォームで乗ることができます。全てを兼ね備えたトライアスロンバイクです。バイクのタイムアップを目指す方、トライアスロンミドル、ロングデイスタンスに挑戦される方におすすめのトライアスロンバイクです。

今回、入荷したモデル

TREK SPEED CONCEPT SLR7 Mulsane Blue S サイズ
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TREK SPEED CONCEPT SLR7 Mulsane Blue Sサイズ

完成車価格 :¥1,495,000 (税込)
パーツ : シマノ ULTEGURA Di2
ホイール: Bontrager Aelous Pro51 カーボンホイール

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TREK SPEED CONCEPT SLR7 Matt Trek Black(プロジェクトワンでのカラーオーダー仕様) Mサイズ

完成車価格 :¥1,557,490 (税込)
パーツ : シマノ ULTEGURA Di2
ホイール: Bontrager Aelous Pro51 カーボンホイール

当店は、新型TREK SPEEDCONCEPT SLRの発売以来、多数の製作実績、使用経験を積んできております。
(TREK SPEEDCONCEPT SLR 国内販売実績No1。トレックジャパン株式会社調べ)
SPEEDCONCEPT SLRのポジション調整、整備、カスタマイズには習熟しております。
来年のトライアスロンシーズンに向けて、SPEEDCONCEPT SLRトライアスロンバイクをご検討中の方は、ぜひ当店までお気軽にご相談くださいませ。
ご相談は、E-Mailまたは、TEL06-6324-3833 にて承っております。

SPEED CONCEPT 制作例 

TREK SPEED CONCEPT SLR7 Viper Red
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TREK SPEED CONCEPT SLR7 Deep Smoke / Gross Trek Black
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TREK SPEED CONCEPT SLR7 Deep Smoke / Gross Trek Black ZIPP 404
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TREK SPEED CONCEPT SLR7 Emelard iris ZIPP 404
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TREK SPEED CONCEPT SLR7 Mulsane Blue ZIPP 404
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TREK SPEED CONCEPT SLR プロジェクトワン仕様 
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TREK SPEED CONCEPT SLR プロジェクトワン仕様
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TREK SPEED CONCEPT SLR プロジェクトワン仕様
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TREK SPEED CONCEPT SLR プロジェクトワン仕様
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