石垣島トライアスロン に出場してきました!
2023年05月30日トライアスリートの皆さん、こんにちは!
スタッフの川口 遼です!
いかがお過ごしでしょうか?
4月から忙しくなり時間が経ってしまいましたが、
先月開催のシーズン開幕戦、石垣島トライアスロンに出場してきました!
結果は総合2位でフイニッシュでき、公式戦で初めて表彰台に立つことができました!
大会中やレース前にご声援頂いた皆さん、応援ありがとうございました!おかげさまで、レース中のきつい場面でも頑張り切ることができました。
また、普段にFacebook、Instagramページをご覧頂いている皆さんにも多くお声がけ頂き、苦しい中でも楽しんで走れました!ありがとうございました!
石垣島トライアスロンに参加された選手の皆さん、お疲れ様でした!
練習の成果が出て気持ちよく走れた方、思い通りに走れなかった方、一人一人色んなレースがあったと思います。
良くても悪くてもゴールすれば、頑張った達成感があると思いますので、ぜひレースの余韻に浸って下さい!
以下、レースのレポートです。
結果 総合2位 2時間11分41秒
ウォームアップ
移動疲れとレース前のトラブル等が重なって、アップを始める前に今日は少し体が重いなと感じていました。
急に走り出すとよくないだろうと感じたので、まずは可動域を良くするストレッチから行いました。
身体が動きやすくなってから軽めのジョグを行い、最後にスイムの試泳で腕をほぐして身体を整えました。
皆さんも色んな方法でレースの準備をされていると思います。
個人的には、自分に合った普段通りのアップでコンデイションを整えるのが良いと思っています。
レース前は、多くの選手が一斉にアップし始めるので、周りにつられてアップで頑張り過ぎてしまうことがよくあります。普段やっていないことをやると、上手くコンデイション整えれなかったり、アップで頑張りすぎて疲れてしまって、レースに影響が出ることがあります。ぜひ自分に合ったアップで体を整えて、レースでいい状態で臨んで下さいね!
スイムコース
石垣島のスイムは、人口のビーチを半時計周りに2週します。ブイに対してコースロープを張っているので目印にでき、泳ぎやすいスイムコースです。水温はアップの時はひんやりするぐらいでしたが、泳ぎだせばちょうどいいぐらいの良いコンデイションでした。長袖のウェットスーツでも暑さが気にならないぐらいでしたので、タイムを出しやすい長袖のウェットを着用している選手が多かったです。
スイム 22分1秒
苦手なスイムはこの冬にしっかりと練習できたので、前回よりは泳げる自身がありました。
今年からウェーブごとの一斉スタートとなり、スタートの合図とともにスタートしました!スタートから混戦でしたが、大きな接触は回避できました。数分経つと自分の泳力と近い選手とグループができ、順調に1週目を終えました。2週目に入って他のウェーブスタートの選手も入り混じり出して、コースが混雑してきます。
中盤になると大きなトラブルが起きます。混雑を抜ける中で、突如隣の選手が平泳ぎをし、そのキックが顔面に強くヒットしてしまいます。ダメージを覆ってしまい、ゴーグルの視界も片目の少ししか見えなくなったので、かなり焦りました。このままだとスイムがうまく泳げずにリタイヤになってしまうと思ったので、まずは落ち着いて回復を優先しようと決めました。グループから離れてペースを落とし、ダメージの回復を優先しました。この判断が正しいしかったのか、しばらく経つと落ち着き、ダメージも少し回復できたので、リズムを戻して20番手前後でスイムを終えました。後から振り返ると、密集する場所ではもう少しヘッドアップをして状況を確認しておくべきだったと思います。
※スイムは後半になるほど選手が密集し、接触が多くなります。息継ぎの際のヘッドアップでしっかりと周りを確認して、空いているエリア泳ぐと接触を回避しやすくなります。ブイに対しても並行に泳ぐこともできます。よく接触する、ブイに対してまっすぐ泳げない場合は、ヘッドアップで状況が確認できてない場合があるので、ぜひ練習からヘッドアップの練習を取り入れて下さい(私みたいにならないように汗)
バイクコース
石垣島のバイクは、島を1周まわるバイクコースです。アップダウンが連続して風が強く、上手くペースをコントロールしないと、途中で足がつったり、バイクのダメージでランが走れなくなります。ペースメイクが難しいコースです。
バイク 1時間6分7秒
スイムを終えてまだ少しダメージが残っていたのか、トランジッションでの動きがぎこちなく、ヘルメット、ゼッケンベルトが上手くはまらなくて、もたついたトランジッションになりました。
バイクをスタートしてからもあまり良い感触がなくて、足に力強さがない感じで飛ばすとマズイと感じたので、最初はペースを探りながら走りました。この日はケイデンスを少し高めにするとペースをキープしやすかったので、ケイデンスを見ながら自分のリズムで走りました。アップダウンが連続する区間、上り区間もなるべく一定ペースで同じリズムを刻み、無理なペースアップで体力を削らないように気をつけて走りました。
すると段々と前の選手を捉えて、32km地点で2位までジャンプアップ。そのままトップまで追い上げたい所でしたが、急に前ももが攣り始めます。上手くペースをコントロールしたのに足つるかと思いながらウェアを見ると、真っ白になっていました。4月の南国の真夏の暑さに身体が慣れてなくて、自分が思ってた以上に塩分が抜けたのが一つの原因でした。ここから先は、ランに響かないようにペースを落として急いで塩分タブレットをとり、ごまかしながらゴールまで行きました。良くも悪くもないタイムだったので、無難にまとめて走れたと思います。
※石垣島のバイクは、登りが多く蒸し暑いので結構攣りそうになる選手も多いと思います。予防策としては、上りでギアを踏みすぎないことと、早めに塩分もとっておくことがオススメです。毎回の登りでギアをかけて頑張りすぎると(目安として80回転以下)、運動強度が上がりますので、上りの数だけインターバルトレーニングをしているのと同じになります。ギアをこまめに調整して、回転数(85回転前後)を保ったまま登れるようになると、筋肉への負担を減らせて攣り対策になります。また、夏場のレースは塩分が抜けやすいので、塩分、塩分入りのサプリ、タブレットをしっかりととるようにしましょう。水だけだと、体内のミネラルがより薄くなるので、より攣りやすくなります。
ランコース
ランコースは、サザンゲートブリッジから先の埋立地を走る周回コースです。
コース自体は平坦ですが、日差しを遮る場所もなく、復路側の向かい風がきついので、体力を削られるランコースです。
ラン 40分15秒
バイクでのダメージが大きく、スタート直後から前ももが攣りそうになります。一回止まるともう走れない感覚でしたので、飛ばしすぎない維持できるペースで走ります。数km走ると攣りそうになる痛みは引きましたが、前ももへのダメージが大きく、ペースが思うように上がりません。無理してあげると途中で足がダメになる可能性が高かったので、同じペースで我慢して崩れない走りに切り替えました。それでも最後になると足が動かなくなり、去年も競ったライバル選手が3位にあがってきて、私との差もかなり詰められていたので、かなり焦りました。ストライドを少なくしてペースを落としてでも何とか体を動かし、2位でゴールすることができました。後1km長かったら、3位だったと思います(汗)
※ランの走り始めは、きついことがほとんどです。最初はマイペースで走ると、しばらくすると呼吸が安定します。この時点で余裕があった場合は、ペースをあげることもでき、いいペースで走れると思います。余裕がない時にペースをあげようとすると、どこかで止まるリスクが大きくなりますので、マイペースをキープした方が全体的にうまく走れると思います。皆さんもその日のレースの調子でペースメイクにチャレンジして見て下さい。
レース終えて
大好きな石垣島のレースでいつか優勝したいと思って毎年チャレンジしてきたので、今回のレースで表彰台に乗ることができ、オフシーズンの練習を頑張って良かったなと思います!同時に後一歩上に行きたかったな、バイクとランが上手く走れなかったなという悔しさもありました。長年、トライアスロンをやっていて、全てが完璧に言ったレースはないので、次に向けて今回足りなかった部分を見つめ直して、次に向けて頑張ったいこうと思います!
レースを通して、お客様、練習会イベントのメンバー様、SNSで交流させていただいている方とも、レースを楽しめて良かったです。皆様、ありがとうございました!
皆さんもご自身の目標達成に向けて、日々のトレーニングを頑張って下さいね!