お知らせ

<レースレポート>白浜トライアスロン優勝しました!

2025年05月24日

こんにちは スタッフの川口 遼です。
2025年5月18日(日)開催の白浜トライアスロンに出場してきました!


結果は総合優勝で初めて公式戦で1位を取ることができました!
応援頂いた皆さん、ありがとうございました!
今回は、白浜大会のレースレポートを記事にさせて頂きます。
どうぞご覧下さいませ。

<ようやく出場が叶った白浜大会>
白浜トライアスロンは今回初めての出場で、ずっと出てみたかった大会のひとつでした。数年前、初めて抽選に通った時は残念ながらコロナ渦により大会中止。昨年もエントリーすることが出来ましたが、骨折により出場ができず… 3度目の正直でようやく出場することができ、自然豊かな白浜で走るのが楽しみでした!

<レース前日>
大会前日は警報が出るぐらいの悪天候でした。和歌山までの道中は台風並みに雨と風が強く、無事に白浜に辿り着けるか?と不安になるほどでした(汗)
幸い、白浜方面に向かうにつれて天気が回復。しかし、風はまだ強く海は荒れていました。日曜日は雨から晴れ予報に変わったが、これはデュアスロンになる可能性もあるなと思っていました。
白浜は初めての出場でバイクコースを安全に走れるか、コースを間違えないかが、不安でした。時間に余裕もあったので、車でバイクコースの下見に向かいました。バイクはスタートから三段壁まで登り、周回コースに入ります。周回コースに入るかなりキツイ登りはなく、下りの勢いを使って走るような起伏区間が多かったです。三段壁前が少し登るぐらいでした。周回区間は登りよりも道幅が狭めでコーナーが連続するのが特徴です。
周回を終えると空港に向かう急坂を走ります⛰️例えるなら妙見山のきつい勾配に近い印象です。(関西人しかわからないかもしれない例えですみません)
激坂終えたと思って安心して下ると、
すぐにまた坂を登り旧空港へ入ります🚴‍♂️
旧空港に入ってからはど平坦の周回を周ってフィニッシュするコースレイアウトです
全体でみるとテクニカルなバイクコースで、ペース配分が非常に大切だなという印象でした。
もし初めて白浜にチャレンジされる方は、
バイクコースの下見をオススメします!
私自身も下見できたことによって、レースの結果を大きく左右することになりました。

下見を終えて、バイク20分、ランニング20分を軽くだけ走って練習終了。明日に備えます。
いつもやりすぎてしまいそうになるので、レース前は極力練習をしないように気をつけています。

<レース当日スタートまで>
天気が回復し予定通りトライアスロン開催決定! デュアスロンは得意ですが、泳ぎたかったのでテンションが上がります!
気温は、前日の雨の影響で湿度がかなり高くて蒸し暑い。白良浜のスイム会場は波が荒れていたので、タフなレースになるだろと予想しました。
暑い中、アップで疲れたくなかったので、スイムアップを遅めの時間に開始。
サクッと短めに切り上げ、スタートラインに並びました。


<白浜トライアスロン 結果>
総合優勝 2時間9分29秒 


スイム 24分42秒 9位
波がある難しいスイムコンディションの中、集団についていい位置で泳げた

10名ずつ5秒間隔のウェーブスタートでレースが始まりました。ゼッケン13番で2巡目にスタートします。
出だしは良く、全身を使って泳げている良い感触。すぐに前の集団につくことができました。石垣島後にスイム練習を増やした甲斐がありました。
ただ、波が予想以上に強く、感触とは裏腹になかなか前に進みません。たまに強い波がきて身体が持ち上がり、まるでサーフィンをしている気分でした(笑)
ベッドアップを2回に一回の割合で入れ、ブイに対してまっすぐ泳げるように気をつけました。
一周を終えて12分。頑張れている割には時間がかかり、思ったより体力を使いました。
幸い集団につけていたので、遅れないようにペースを調整し2週目を終えました。
スイムを終え結果をみると24分台。タイム的にはいつもより遅いが、上位を狙う選手の集団につけたので、上手く立ち回りができた思います。
結果を見ると全体的にスイムタイムが遅く、いつもより2分から3分程時間がかかる感じだったかなと思います。
ただ、波によって思ったより体力を使ってしまい、バイクが不安だなと思いながらトランジッションをこなしました。


バイク 1時間6分40秒 1位
3種目の中でバイクの調子が一番良くなかったが、戦術的に上手く走ったことでバイクラップを取ることができた。

スイムを上がると少し前に林選手を確認。前回の石垣島でもスイムアップが一緒で、バイクが強い選手。
周りにバイクが速い選手がいると1人前を追うよりも精神的に楽になるので、ラッキーと思いながらスタートします。スタートしてすぐ登りで2人程パス。
林選手も追い抜きます。周回コースに入った下り区間で林選手に再び追い抜かされます。
離されないように走りたいが、下り、高速区間で林選手が速く、視界に捉えておくので精一杯。スイムで消耗したのか自分のバイクコンディションも不調で、序盤からかなり苦しい展開になります。
しかし、序盤を耐えれば何とかなると思っていました。前回の石垣島のレースで林選手の走り方の特徴を見ていたからです。林選手の方がバイク前半のペースと平坦のスピードが速く、私の方はバイク後半のペースと登りが速いことがわかっていました。これを利用し走りました。平坦、下りは離されますが、登りで差を詰めるを繰り返し、速いペースを維持して先頭を追いかけます。自分の不利な部分では無理をせず、得意分野で力を発揮することでオーバーペースを避け、体力も温存できます。もちろんお互いにドラフティング距離12m間隔とトンネル内追い越し禁止のルールは守りながら走ります。(ずるしてまで走るのは好きではありません)
3週目ぐらいに先頭を走っていた川久保選手をキャッチ。ランニングの強い選手なので、勝つにはバイクで離さないといけません。追い越した際に離されないとギアをかけて力を使っているのが見えたので、これはダメージを与えて離すことができると思い更にペースを上げました。作戦は成功し、後は前の林選手のみに。周回コースを終え、空港に入る激坂区間に入ると、林選手が失速し捉えます。回転が遅めだったのでギアを見ると、フロントワンシングルで重いギアを踏むしかなく苦しそう。ここが勝負所だと思い貯めていた力を使って急坂で加速。突き放すことに成功し、1分近くリードを築いて旧空港内に入ります。
その後もペースを維持することができ、差を詰められることがなく一位でバイクを終えることができました!
コースの下見をしていたこと、周りと自分の走りの特徴を把握していたことが、良い結果に繋がったと思います。


ラン 38分7秒 6位
苦手なアップダウンコースで、上手くまとめることができたラン

素早くトランジッションを終え、ランニングへ。前に先導バイクがつきながら走る体験は初めてで、気持ちが高揚しながらスタートします。トランジッション出口折り返しで差を目視で確認すると、林選手と1分、川久保選手と2分前後ぐらい離れている感じでした。恐らくランが強い川久保選手が差を詰めてくるのは容易に想像できたので、2分のリードをどう使うかを意識して走りました。
最初の1kmは3:40。
動きは悪くない。しかし、これからアップダウンがありペースを維持するのが難しいだろうと思っていたので、トータル3:45を目標に走りました。2分リードがあれば3:35で詰められても逃げ切れる計算です。1kmを超えるとすぐにトレイルに入り、アップダウンが結構キツイ。ランでは登りが大の苦手なので、ペースを落として走ります。バイクのリードのおかげで、登りを無理しなくていいのが相当ありがたいと思いながら走っていました。その為、2kmは4:18かかりました。3KM過ぎまでアップダウンが続き、そこからは急勾配の下りへ。
まるで箱根駅伝の山下りを走っているかのようで、下りで自然とペースが上がります。
ただ、下りで脚のダメージがでかいことも体感していたので、オーバーペースにならないように気をつけました。(3KM 3:38 4km 3:27 5km 3:44 6 km 3:36)
最後の4kmは平坦で、さあ下りで作った良いリズムを維持しようとするが脚がピキッときだす。スイムのダメージと蒸し暑さで身体が火照っていたのが原因だと思います。ここからは4分きるのがやっとになりペースがなかなかあがりません。ゴールまでがものすごく長く感じました。
後ろとの差が詰まっているとは感じていたが、振り返らないと決め、淡々とゴールを目指しました。ラスト1kmを切ってからの登りで再び脚がピキッとくるが、何とか耐え最後の下りへ。残り300mになるとゴール見え、勝ちを確信。公式戦初優勝を飾ることができました!
後ろの川久保選手とは30秒差まで詰められていたので、もし下りで飛ばして早めにランが垂れていたら勝つことはできなかったと思います。


<レースを終えて>
JTU公式戦で初めて優勝することができ、非常に嬉しく思います!怪我から表彰台に帰ってくるまでがもすごい大変だったので、ゴールした瞬間は嬉しさと同時に安堵感も味わうことが出来ました。
お客様も多く出場され、初めてトライアスロン完走できました!、自己ベスト更新できました!、思い通りにはいかなかったが無事にゴール出来ました!等、トライアスロンを一緒に楽しむこともできました!
レース中は多くの地元の方やボランティアの方から応援頂き、元気を貰いました❗️ 前日の悪天候で準備がかなり大変だったと思いますが、ボランティアの皆様、大会関係者の皆様、素晴らしい大会を開催して頂きありがとうございました🙇
次は休む間もなく大阪城トライアスロン。安全第一で楽しんで頑張りたいと思います!

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