TREK 2017年バイクラインナップ DOMANE S5
2016年09月6日こんにちはスタッフの川口 遼です。
今回は、これからトライアスロンを始められる方や、初めてのカーボンバイクを探している方におすすめの一台、レースエンデュランスバイクDOMANE S5をご紹介します。
DOMANE S5
DOMANE Sシリーズは、昨年までDOMANE4シリーズとしてラインナップされていましたが、今年から名前が変更されDOMANE Sシリーズになりました。フレームには、OCLV400カーボン。メインコンポーネントには、シマノ105がセットされています。カラーは、ブラック/シルバー、ダークブルー/オレンジの2カラーのラインナップになります。
DOMANEシリーズは、巡航速度が維持しやすいバイクになっているので、一定速度で走るトライアスロンに適した性能を持ち合わせています。
また、振動吸収性に優れ快適性が高く初めての方でも安心してバイクコントロールがしやすくなっています。
これから、トライアスロンを初めてみたい方でバイクを探している方や、いきなりTTバイクは怖いのでトライアスロンに向いたロードバイクを探している方にオススメの一台です。
フレームは、ダークブルー。TREKロゴマークは、オレンジに塗装されています。ツヤあり塗装で奇麗に塗装されています!
こちらは、ブラックにTREKロゴマークが、シルバー塗装しれています。シンプルなカラーリングでクールに仕上がっています!
エンデュランスジオメトリー
他のロードバイクとは異なるエンデュランスジオメトリーを採用しています。BB(ボトムブラケット)部分が通常のロードバイクと比べて低く設計されています。この設計は、TTバイクで使用されるジオメトリーで、BBを低くすることで直進安定性が向上し、巡航速度が維持しやすくなっています。
Iso Speed fork(フロントフォーク)
フロントフォークは、これも通常のバイクとは異なり長く設計されています。Iso Speed Forkは、縦方向への柔軟性が向上し路面からの衝撃を吸収しやすくなっています。
フォーク全体の横剛性が高く設計されているので、どんな路面でも安定したコーナリングを実現します。
ヘッドチューブは、少し長く設計されているので、レース向けのポジションから、快適なポジションまで調整域が広くなっています。ロングライドでの疲れを低減します。
Iso Speed Technology
DOMANEシリーズ最大の特徴は、このIso Speed テクノロジーです。シートチューブ、トップチューブ、シートステイをつながずに設計することで、ペダリング効率を犠牲にすることなく縦方向への柔軟性を大幅アップさせています。まるでバイクの中にサスペンションが入っているような感覚で振動をしっかりと吸収し、どんな路面でもバイクをさらに速く快適に走ることができます。
このIso Speedテクノロジーは、マドンにも採用されています。ここで気になる方も多いと思いますが、MADONEの Iso Speed テクノロジー DOMANEのIso Speed テクノロジーはどう違うの?と気になる方が多いと思います。
私も気になったので、開発者に聞いてみたところ両バイクの違いは、チューブ形状の違いになります。チューブ形状がDOMANEは丸形に近い形状。MADOMEは、エアロ効果が高い翼状形状になっています。このチューブ形状の違いが快適性に大きな差があり、同じIso speed テクノロジーを使用していてもDomaneのチューブ形状の方がMADONEのチューブ形状に比べて縦への柔軟性が30%高くなります。DOMANEの方がより快適性に特化したバイクになっています。
しかしエアロ効果は、MADONEのチューブ形状のほうが高くなりますので、DOMANEに対してMADONEは、よりエアロダイナミクス、速さに特化したバイクになります。
ライダーの要望に合わせてバイクを選ぶのがオススメです。
優れた巡航性能、高い快適性を持ち合わせているので、疲れにくくトライアスロンではランに向けて足を残しやすくなっています。BB付近のジオメトリーが、TTバイクに近い設計(低重心)がされていますので、DHバーをつけてトライアスロン仕様のセッティングがしやすいのも嬉しい点だと思います。
DOMANE S5ブラック/シルバー、ダークブルー/オレンジの両カラーは、すでに店頭に入荷しておりますので、是非チェックしてみて下さい。